脳内の住人達

頭の中にいる自分との対話でもあり随筆でもある

向き不向き

人には向き不向きがある。

万能に出来る様な人でも、深く聞いてみると実は苦手や、向いてないと認識してる事が分かる事が多い。

 

この状況下の中、働き方が変わっていき「在宅ワーク」をする人が増えた。個人的にはそこに憧れを抱いてる。

だって外に出なくていいだもん。雨が降ってようが、雪が降ってようが、天候に合わせて時間の調整をしなくていいんだから。天候によって変わる出勤までにかかる時間が変わってくるのが地味にストレスで、ダイヤの乱れで変わる時間、悪天候による交通機関での混み具合。学生時代からこれが苦手で通学が苦痛になってのも懐かしい記憶だ。

 

冒頭に戻るが、憧れを抱いてるがこの「在宅ワーク」。俺には向いてない。断言できる。したくも無いんだけどさ。

これにはちゃんと理由があって、今やってる活動のおかげ知り得たと言っても過言ではない。

前回の執筆にてギリギリまでやらないって旨を書かせてもらったのだが、家だと基本ダラダラしてしまうのだ。俺の部屋の構造がいけないのかも知れないのも要因の一つでもある。一ヶ所で全部をまとめたくなってしまう俺。動きたくない症候群って言うのだろうか。これを書いてるPCの隣に大好きなゲームのモニターが設置されていて、身体の向きをちょこっと右に向くだけでゲームが出来ちゃう。

これが一番ダメなんだろうけど、基本的な認識として家でダラダラしたいというかこの32年間生きてきた中で、家はのんびりする場所。外では戦う(仕事や活動)場所。で認識している俺にとって今更そのメカニズムを変えるのは無理に等しい。だから家で作業や仕事は向いてないのだ。

 

室内がダメって訳ではない。過去の仕事で室内の仕事もしてきているのでダメじゃないって事は俺自身が体感している。多分家を出る事がオン・オフの切り替えスイッチになっている。だから変な話家の隣が職場でも家を出るっていう通過儀式があれば苦痛ではないのだ。(早く帰りてぇって思う気持ちは増幅は絶対するけど)

 

動画を作る工程の中でも向き不向きがある。

人によって作り方は様々だろうけど俺は外組を決めてから中身を埋めていくスタイルで、俺の外組は主に動画の企画、そしてその動画全体流れや映り方などで、中身は要点や編集などになるんだけど、この中身埋める事が非常に向いてないのだ。

致命的でしょこれクリエイターとして。

下手とかの技術要因で向いてないと言ってる訳ではない。かといって俺の中で上手とは到底思ってないから安心してください。何故向いてないかと言うと、頭の中のタスクが

開きっぱなしでしっちゃかめっちゃかになって整理するのが追っ付かないのだ。

ここは効果音がとか、テロップがとか、撮影中は発言やらなんやら、様々な事それこそ比喩表現になるのだがこの随筆のタイトル「脳内の住人達」がうるせぇのなんの!

この五月蠅さは本当に厄介でシンプルに考えれば楽になるのにあれやこれやと中身への肉付けが増えては予定には無いトライアンドエラーを繰り返して時間を消費していく。無駄な時間の消費がストレスに繋がる。そして心を蝕む。だから向いてないと言ってるのだ。

 

人間向いてなくてもそれをやらなきゃいけない事の方が多い。

どうせならそれぞれ万能型で少しでも苦痛が減ってくれる方がいくらか楽なのにと思ううが、結局この苦痛を生み出してるのは過去の自分の道なんだと、したくもない言い聞かせを俺自身にしていきながら、妥協したくないが故に不向きな中身への作業を今日もしていく。

 

日々過ごしてる中で、向いてない事と戦ってる皆さん。本当にお疲れ様です。必ず戦い終わったら自分で自分を褒めてください。そこには俺も届くか分からないがエールを送ります。

 

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