インプットとアウトプット
毎日どんな状態でも映画を必ず1本は見てから寝る。
上のルーティンを行っていたのは、日本の有名なコメディアンである志村けんさんだ。
「映画からコントのアイデアを」という旨の発言をしていた。
志村けんさんをはじめ、成功している人や、話が上手な人、面白い人と言われる方たちは今日のタイトルでもあるインプットとアウトプットがしっかりと出来てる人だと思う。
インプットすなわち取り入れる事はそもそも受け入れる土台が必要でここの土台が出来ていなければいくら他が有益な事言っても自分に入ってこないし、モノにならない。しかし今度は取り入れた所でそれを具現化出来る力が備わってなければ宝の持ち腐れである。
語彙力がない。って結構SNSで見たり聞いたりすることはないだろうか?
語彙力がまさにインプットとアウトプットの縮図を示してると思う。多くの言葉を知るがインプットで使いこなせるかがアウトプット。みんなの周りでもいると思うんだけど、やたらと難しい言葉を並べて説明する人に対して何を言ってるのかが分からないって。でも説明した本人は凄く得意気な顔をしている光景とかないだろうか?
それって語彙力が高いのかと言われるとみんなはどう思うだろうか?俺は無いと思う。
思うというより無いと断言できる。使いこなすのと使うは違うからだ。
意外と勘違いをしやすいし、俺自身もそれで大きなミスを犯したことがあるのだが、昔上司の見様見真似で部下が出来た時に同じことをやったら全然響かない事があった。勿論当時は二十歳前というのもあったけど、年齢を抜きにしてもなぜ響かないのか分からなかった。その仕事では、はるかに俺の方が経験ある訳で言ってる事も間違ってないのに注意しても、不貞腐れられたり多分見下されたりもされていただろう。とにかく上司と部下になってなかった。そこで俺は上司に相談をした。悔しかったよ。俺自身そのやり方で指導とか注意とかされたのに俺がそれをやっても出来ないんだから。
「だってお前俺のコピーだもん」
上司に言われて頭の中で?マークがいっぱいになったのは事実。
「言ってる事は確かに間違ってないし、お前が正しい。けどなんで聞かないと思う?」
と言われて即座に
「絶対に若いから見下してるんです!アイツマジで舐めてるんですよ!」
と答えたら頭をはたかれたのを今でも覚えてる。ちょっと痛かった。
「いいか?どのようにしてアイツに注意してきたか思い返してみろ。確かにアイツは仕事は出来ない。けどお前もアイツに”解るように”説明したか?1からの人間は専門用語すらわからないのに勘のいい人ならまだしも、素人でもわかるような説明をしたのか?」
と問われ黙ってしまった。てか黙るしかなかった。言い返せないし、図星だったからだ。
ここで初めてインプットとアウトプットの最初に気付けた気がした。それから例え話を覚えていって、でも1つだけだとそれでも理解されない時が来た時の為にバリエーションを増やしたりとアウトプットの為に自分を高めていった。
そして今度は30も半ばに差し掛かってる今。インプットとアウトプットに終わりがないって事に気付きはじめた。ネットで色々な言葉が飛び交い、職場では今までとは違う形を求められ、変化していく時代にインプットをしていかないと自分が追い付かないし相手に伝える事も出来ない。そしてクリエイターとしても活動している今、常に同じままではいけないからこそ自分を高めていかなければならない。
そうして今日も変化にいろんな意味で苦悩していく。
⇩是非見てね♪そしてチャンネル登録も!
⇩フォローお待ちしてます!