料理と動画編集
今年も残り1ヶ月半になった。
本職の仕事も繁忙期に入り、今以上に時間の使い方を考えないと動画をお届け出来なくなってくる。
ここでの対策を考えておかないと本当に最悪な展開を迎えてしまうので、それだけは避けたい。だからこそ今しっかりやらないとだな。
話は本題に戻して。
今日は編集の話をしていこう。
以前なにかは忘れたけど編集と料理は似ていると言った記憶がある。この持論は今も変わらないけど、料理と違う点は、編集には「引き算」も必須だって事。
料理は足し算しか出来なくて、味が濃すぎた場合修正が効かなくなっていくけれど
動画は足し算でコテコテになっても引き算で修正が効く。
ここで何が言いたいかって言うと動画編集には足し算だけではダメだと言いたいのだ。
例えばゲームの実況動画にコテコテのテロップを付けすぎたりすると観づらいよね?
ゲームの映像が見たいのに邪魔や!ってなるだろうし、
料理の手元を観たいのにテロップで邪魔や!って思う事無いだろうか?
これは個人的に思うけどテレビのテロップの過多がYouTubeにも影響を少なからず及ぼしているのかと思う。バラエティー番組でもVTRにはワイプは付き物だし、テロップは付き物だ。無さすぎるのも違う気がするが、ありすぎるのも落ち着かない。
この采配は本当に難しいところである。
そしてその正解を決めるのは製作者側ではなく視聴者側の第三者だから余計に難しい。
去年東京ゲームショウに一緒に行った動画クリエイターのドクターナバとこんな話をした事があって・・・
「全部字幕を入れると見易いですぞ」と言われた事があったが、俺個人はそれが全てに当てはまらないと思ってはいて・・・
今でも字幕問題は頭をぐるぐる巡ることが編集中に多々ある。
彼の言ってる事を否定しているのでは無い。
勿論言ってる事は分かってる。
ただそれが元の撮影動画を半減させてたら意味がないと思ってるいるだけだ。
実写動画の難しいところで、淡々と本人達が喋ってるだけでも「動画」として成り立つがインパクトなり印象は薄くなりがちで、
逆にテロップだらけでアクセントも強調されすぎるとインパクトや印象は濃くなるが・・・
別の意味でうるさいと思われる。
何事もバランスが大事なのだ。
このバランスが一番難しいが、バランスだったり、編集だったり、まずやらない事には身に付かない。だから失敗してでも、やる必要がある。
失敗と思ったら、活かせばいい。料理は作ったらまた材料を買わないといけなかったりするけど、動画編集は元の動画さえあれば修正ややり直しはいくらでも効くのだから、まずはどんどん挑むのが一番いいと思う。
悩むのはやってからだ。