脳内の住人達

頭の中にいる自分との対話でもあり随筆でもある

音を立てて

先週の金曜日。

にゃー子の「撃たれたって」の声でまだ完全に開ききってない目が、ぱっちりと開いた。

 

日本中に激震が走ったあの日。仕事をしている中でも頭の中では、ドラマ【SP】のセリフや場面が蘇ってきた。

テレビの中だけの事が本当に起きた。3Dプリンターがニュースになった時冗談交じりに言ってた「銃と作ったらヤバくね?」って事が本当に起きた。

紛れもない現実。

そういえば何処かで【頭で考えてる事は他にも考えて既に行われてる】って趣旨を目を通した事がある。ドラマだけ。冗談だけ。では済まなくなったって事を示した。

 

避難訓練。誰しもが経験してるだろう。

本来は備えるための訓練なのに見えない安全に縛られて本気で取り組む人は少なかっただろうし、むしろ真面目に取り組んでた側が何故か指を差されて笑われたり、いじられたりしてただろう。当時俺は不真面目側で「やる意味なんて」とか「めんどくさい」とすら思った側でもあった。

でも年を重ね、生涯共に過ごす守るべき相手と一緒になり、大震災をリアルで目の当たりと体感や経験をして色々と考えが変わっていく。

当たり前にあった見えない安全は本当は無いに等しく、一人ひとりの行動や無意識の中での意識の中で生まれた潜在意識でしかない。

 

この出来事をどう捉えるかは俺たち側の課題でもあると思う。

 

今回のこの出来事は見えない安心が音を立てて崩れた。

 

かと言って俺が何かを出来る訳でもない。専門家でもないし、かと言って政治家でもないし。でも出来る事はある。なんか矛盾してるじゃん!って思うかもだけど。俺が出来る事をするって話。みんなが見てる画面から声を発する事や夫婦の様子やら、【U-SHOWTIME】が出来るエンタメを届ける事は俺には出来る。

 

むしろ俺とにゃー子しかできない事だし俺とにゃー子だからこそできる事だ。

 

音を立てて崩れていくのなら俺は音を立てて画面からアクションを【U-SHOWTIME】を発信していく。

 

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